[タイトル]
耳のごちそう Vol.18 《尺八 小濱明人》
~竹の息 虚空に響き 揺らぎ 切る~
[開催日]
2024年8月3日(土)
開場14時半、開演15時(終演予定16時)
[会 場]
IN VINO VERITAS(042-368-6368 )
(東京都府中市本町1-1-7 3階)
[料 金]
3500円/中学生以下2500円(1ドリンク付)
※全席自由(予約限定30名)
[予約&問合先]
※5/18予約開始
ORTMusic(黒田/kkyoko@ortopera.com)
SANTGRIA(新井/info@sangtria.jp)
[出 演]
小濱明人(尺八)/ゲスト=黒田京子(ピアノ)
[コメント]
「洋楽の音は水平に歩行する。
だが、尺八の音は垂直に樹のように起こる。」
「尺八の名人が、その演奏のうえで望む至上の音は、
風が古びた竹藪を吹きぬけていくときに鳴らす音であるということを、
あなたは知っていますか?」
これらの言葉は作曲家・武満徹が自身の作品
『ノヴェンバー・ステップス』について書き記したものです。
私が尺八の音を初めてしっかりと意識したのは、
この曲を聴いた高校生の頃だったと思います。
しかしながら、尺八。竹に穴が開いているだけの楽器。
どうやって音を出すのだろう?
なぜか首を振ったりしているじゃないの。
むちうちにならないのだろうか?
って、虚無僧(こむそう)とは何者?
私たちの記憶の奥底には日本の風景や和楽器の音が生きている
と私は思っているのですが、実は楽器自体のことや現代にその音楽
がどう生きているのかということをほとんど知らないように思います。
今回のコンサートでは、海外公演も多数行い活躍されている小濱
さんに、尺八という楽器やその音楽の世界についてお話をしていた
だきながら、尺八の独奏をたっぷりお楽しみいただこうと思います。
ぜひ足をお運びください!
(ORT Music主宰 黒田京子)